すべての答えは市場にあり、お客様にあり、実際に表に出ている現象こそがすべて
本来はひとつひとつのチャンネルに合わせて、正しい作り方があり、運営方法も違ってくる
商品を売るには商品を売るためのチャンネル運用が存在する。一方、個人やサービス、商品の知名度を上げたいと考えているのであれば、知名度を上げるためのチャンネルコンセプトがあり、そのための運営方法がある。
あなたが今からでもYoutubeを始めるべき明確な理由
どんなに今、自分がお客様をガッチリ囲い込んでいると思っていても、世の中はどんどん変化し、様々な方法で彼らにアプローチしている。
今までは特定の場所にずっと住んでいて、その地域にいる狭い範囲の人に商品やコンテンツを提供していればよかったかもしれない。
しかし、今やインターネットで世界中がつながり、インターネットを媒介に様々な文化が発展している。今、そのような文化の中心的な存在の一つに動画がある。
新しい文化を知り、その文化における受け入れられ方を理解したうえで、正しいアプローチをしていく
動画文化の特徴は我々の時間を最も奪いやすい点にある。なぜなら動画を観ている間はそこから目を離すことができず、その間ずっと拘束されてしまうからです。
人は時間を使った分だけ相手に共感する特性がある
一方で文字文化は基本的に自分のペースで読めるので時間に拘束されず、教育の度合いとしては浅くなる。その代わりに忙しい富裕層にも比較的リーチしやすい
音声文化は何かをしながら享受する文化です。相手の時間を奪わずに教育するのに最適
ヒットした原因をひたすらリサーチする
SEEの原則
ひたすらヒット動画を観て原因を分析する
登録者数に対して3倍以上再生されている動画は基本的にヒットしていると言える
ミドルレンジトレンド
ネタに困ったときに前年のトレンドをチェックすることで企画を見つけることができる。
ベリーショートトレンド
1週間から長くて1か月ほどの期間で発生するトレンド。
ショートトレンド
1~3か月ほどの期間で発生するトレンド。
初動チャンスさえ押さえられればすぐにでもチャンネルを大きくすることが可能
アナリティクスをひたすら見続ける
公開した動画がこのまま伸び続けるか、停滞するか、衰退してしまうかについて自分で確証が持てるようになるから
最初の1か月で見るべきなのは登録者数や再生数ではなく、土台がしっかりできているかどうか。チャンネルの方向性や数字が予想よりブレていないか、このまま進めて問題ないかなどを把握する
- ヒット動画をリサーチし、トレンドを確実につかまえること
- 常にアナリティクスを見て自分の作った土台が間違っていないかを確認すること
Youtubeでは数字がすべて
最初の1か月は土台作りであって数字を期待しない。
見るべき数字は「平均視聴回数」と「視聴者維持率」
1か月間でここが「2回」を切っているようなら視聴者がすでに興味を失ったチャンネルだと言えます。そういうチャンネルはリピーターが付かないため、だんだん見てもらえなくなります。
視聴者維持率とは視聴者が最後まで動画を観たかどうかを表します。
目安はエンタメ系では35%以上、ビジネス系では40%以上。
「トラフィックソースの種類(視聴者がこの動画を見つけた方法)」とは動画を観た視聴者がどこから来たのかをケースごとに分類したものでそれぞれの割合が多い順に並んでいます。
トラフィックソースには「関連動画」「Youtube検索」「チャンネルページ」などいろいろありますが、チャンネルを大きくしたいのであれば「ブラウジング機能」がトップに来ることを目指す。
- 企画
- トーク
- 編集
- サムネイルもしくはタイトル
ビジネスを大きくする3つの基本概念
- 新規顧客を獲得すること
- 高単価の商品を売る、すなわち顧客単価を上げること
- リピーター、および一人あたりが購入する回数(リピート率)を増やすこと
あなたのビジネスは毎月新規顧客が増えていますか?
あなたが販売している商品の平均顧客単価はどれくらいですか?その顧客単価は定期的に見直していますか?
リピートにつながる対策はとっていますか?その結果リピーターやリピート率は上がりましたか?
新規顧客の獲得
動画メディアをスタートすることで集客できる範囲が格段に広がります。
顧客単価を上げる、リピート率を上げる
視聴者はYoutubeであなたの動画を観れば観るほどあなたの熱心なファンになる。
同時にこのことが顧客のリピート率を上げることにもつながる。
リストを取ることを目的にしたチャンネルは視聴者からビジネス目的のチャンネルだと認識され、敬遠されてしまいます。それによってチャンネルの価値が下がり、再生数が減り、結局はリストも取れなくなる。
いかに利用者に時間を使わせるかという視点が重要。Youubeビジネスでは視聴者に時間を使わせるほど強力な教育を施せる
チャンネルの価値を高める
Youtubeで重要なのはチャンネルの価値を高めていくこと。
高めた価値はあなたの商品をひたすら買い続けてくれる熱烈なファンを作れるという効果を生み出す。
チャンネルの価値を高めるためには3つ必要なことがあります。
関係値
動画の視聴者やお客様との関係。
伸びていくチャンネルの特徴は視聴者が出演者たちのことを好きになるという点にある。
情報としての質だけではなくて視聴者との近い距離感にあります。
その人ならではの珍しい経験、プライベートな情報といったエピソードをトークに混ぜる
自宅を映すことができる人は強い。最悪なのは完璧なスタジオを作ってカメラを構えた状態で動画を撮っている人。これは本当に伸びない
日常化
内容の濃い、しっかりした良いコンテンツはダメ。ギチギチに内容が詰まったコンテンツしかないチャンネルは「日常化」されない
比較的簡単に日常化させる方法としてはいつも同じ時刻に投稿したり、毎日投稿したりすることが有効。
週3回、月に12本の投稿がギリギリのライン。これを切るようであればYoutubeチャンネルはなかなか伸びていかない。
Youtubeにおけるゴールデンタイムは20時。Youtubeにはトップページなどに最新の動画が反映されるまでにタイムラグがある。
そこで18時に投稿してゴールデンタイムにYoutubeを開いた視聴者が気づくことができるように前もって準備する。
日常化できているチャンネルに成長すると非常に強力。そのためには
- 頑張って観るような動画を作らない
- 常に同じ配信時刻にして基本的には毎日投稿すること
メディアミックス
Youtubeと他のSNSを混ぜること。SNSで発信すべきことは日常
動画文化のメリットは時間を拘束することで視聴者が観れば観るほど強力に洗脳できる点。
その一方で時間が拘束されるということはそもそも観ること自体が面倒くさいというデメリットもある。つまり動画文化はちゃんと観せることができれば強いマインドコントロールが働く半面、観るまでのハードルが高くて何度もリピートしてもらえない。
あなたのチャンネルがYoutube上で認識されていない段階ではなかなかYoutubeからの高評価が得られない。そこでひとまず外部からの誘導をガンガンやって、まずはYoutubeに認識してもらう作業が必要
ビジネスを大きくする5つのステップ
コンセプトメイキング
専門的であることを心がける
ビジネスにおけるチャンネルつくりでは動画の内容が専門的であるか、ターゲット層に合ったコンセプトであるかという点を意識する。
オンリーワンであることを心がける
ニーズがあることを心がける
ニーズがある基準は平均再生数が20万回以上の場合。
コンテンツメイキング
利用者にストレスを与えることなくスムーズにコンテンツを提供する
リストメイキング
リストメイキングとは見込み客を集めてマネタイズする流れ
メディアメイキング
ルールメイキング
ルールメイキングとは競合他社が参入してこないように独自のルールを設定したり、あるいは自分の人脈を活かした、ほかの人たちがやらないような一つ上の戦略
キーマンを見つけて手を組むことができれば、ライバルには真似できないプランを立てることも可能になります。キーマンと顧問契約を結び、困ったことがあったらキーマンに頼る。
この人がおすすめしているものなら間違いないという感情を視聴者に抱かせる流れを作る。それにはシンプルなコンセプトと飾りすぎないキャッチコピーだけで売れるスタイルを貫くことが望ましい
有名企業の案件が取れるようになってくるとチャンネルの伸びるスピードが一気に加速します。
企業から専門家としてのオファーが来るようになったら同時進行でメディアメイキングを仕掛けていく。テレビや雑誌、Webメディアなどの媒体に出ることでチャンネルの成長速度が加速する
キーワード
原則的には3個、多くても5個までがベスト
詳細設定
「チャンネルを子ども向けとして設定しますか?」という項目で「はい」を選択すると動画に対して視聴者がコメントできなくなったり、Youtubeが個人情報をもとに表示していた広告が表示されなくなるなどの制限がかかります。
コミュニティ
「リンクをブロックする」にチェックを入れる。チェックがないとスパムメッセージなどが来てしまう。
ブロックする単語にはネット上のネガティブなワードを入れておく
アップロード動画のデフォルト設定
ライセンスは「標準のYoutubeライセンス」
「カテゴリ」は自分の動画ジャンルに合ったもの
コメントができないチャンネルははっきり言って伸びない。
SEO的にも「コメントをすべて許可する」にすると評価がプラスになる
- あいさつ文を入れる
- 投稿する動画についての説明を1~3行入れる
- SNSやLINEへのリンクを入れる
- PRや案件用の連絡先も入れる
「取材・コラボ・お仕事関係の連絡はこちらから」といった一文とメールアドレス
- プロフィール
プロフィールに書くべきなのは自称の肩書や売上金額ではなく第三者からの評価
Youtubeにおいて自分で名乗っているだけのビジネス上の強みはほとんど意味がない - 自己紹介動画へのリンク
自己紹介動画には視聴者に向けてコンセプトを伝え、さらに親近感を与える役割があります。そのため、最初に投稿する動画は必ず自己紹介動画にする。 - SEO対策にハッシュタグを入力
自己紹介動画
自己紹介動画の構成は①名前と実績、②コンセプト、③理念、④登録と高評価のお願い
「○○という悩みを解決したい」などストーリーやミッションについて説明します。
「最後にチャンネル登録と高評価をお願いします。」これは全ての動画に入れるようにする。