なぜ大半のスモールビジネスが失敗に終わるのか、その一方でなぜ一部のスモールビジネスが成功しているのか。
ビジネスの中心となる専門的な能力を身につけることと、ビジネスを成功させることは全くの別問題なのだ。
職人は自分の才能、スキル、興味に合わせてビジネスを立ち上げる。
自営業とは言いながらも彼は生活のために全ての時間とエネルギーを注ぎ込むことになる。
結果として残るのは投資した時間と比べてわずかばかりの資産と「自立している」という自負だけである。
職人は自分のビジネスのために働く。
起業家は自分のために働いてくれるビジネスを作る。
自分の会社を持つようになれば、気の狂ったような上司のもとで働く必要はなくなる。
しかし、失敗すればあなた自身が気の狂ったように働く羽目になる。
また、成功すれば何でも望むものを手に入れられるだろう。
しかし、失敗すれば、最悪の結果しか手に入れることはできない。