特定の色を目立たせるためにそのほかの色を色抜きし、モノクロで表現する演出です。
[エフェクト]パネルを開き、[ビデオエフェクト]→[旧バージョン]→[色抜き]をクリップにドラッグ&ドロップします。
[エフェクトコントロール]パネルを開き、[色抜き]→[保持するカラー]のスポイトを選択して。
[色抜き量]の数値を「100」にします。
細部の色合いを調整する
選択しきれず色が抜けてしまった泡や気泡の部分にも色が戻るように調整していきます。
[マッチングの適用]の[RGBを使用]をクリックし、[色相を使用]を選択します。
許容量とエッジの柔らかさとは?
許容量を大きくすると保持するカラーに似た色が多く残ります。
また、エッジの柔らかさは数字が小さいほど色抜きする境界線がシャープになります。
背景の色残りを消す
[色抜き]エフェクトで抜ききれなかった背景の色残りをマスクを使って非表示にします。
[V2]トラックのクリップを選択し、[エフェクトコントロール]パネルの[不透明度]にある[ベジェのペンマスクの作成]ボタンをクリックします。
[ズームレベルを選択]を[25%]にします。カップの周りを直線で縁取るイメージでクリックしていきます。
[V1]トラックの[トラック出力の切り替え]ボタンをクリックします。
[V2]トラックのクリップのビールカップがマスクされ、それ以外の部分が黒く塗りつぶされているのがわかります。
[ビデオエフェクト]→[カラー補正]→[Lumetriカラー]を[V1]トラックのクリップにドラッグ&ドロップします。
[エフェクトコントロール]パネルの[Lumetriカラー]→[基本補正]→[彩度]を「0」にします。