コンサルタントはクライアントが抱える問題を把握し、原因を特定して解決策を立案する。企業の発展を助ける
課題に対する解決策の提案を商品とする仕事
巨大な企業をマネジメントしていくのに必要とされたのが、戦略コンサルという「外部の力」だった。
コンサル業界では解決する課題に応じて業務の領域が分かれている
最上流に位置するのが会社全体の方針や戦略にかかわるコンサル。
中期経営計画の策定や収益改善のための新規ビジネスの創出、M&Aの提案など
この分野を専門にしているのが「戦略系」と言われるコンサル会社。マッキンゼー・アンド・カンパニーやボストンコンサルティング
上流で考えた戦略の実現に向け、より具体的なレベルに落とし込んだ提案をしていくのが中流。
中流で考えたシステムを実際に開発し、導入や運用の支援、保守・管理を行うのが下流。
クライアントのIT担当者と議論しながら業務を進めていく。
こうした上流から下流までの業務すべてを機能としてもっているのが「総合系」と呼ばれるコンサル会社。アクセンチュアや監査法人系のビッグ4(デロイトトーマツコンサルティング、PwCコンサルティング、EYストラテジーアンドコンサルティング、KPMGコンサルティング)
戦略系の案件では3か月程度が一般的だが、IT系ともなると1年以上かかる案件が山ほどある
戦略系コンサル
大手企業の経営企業の立案が戦略系コンサルの主な仕事
- マッキンゼー
- マッキンゼー
- ボストン
総合系コンサル
デロイトトーマツコンサルティングなど会計系のコンサルティングファームは財務会計を中心にコンサルティングビジネスを展開し、
ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージとは、一般的に財務/会計、人事/給与、予算管理、販売管理、 生産管理、在庫管理といった企業の基幹業務システム、またはその集合体のシステムのこと
- PwC
- EY
- KPMG
- デロイトトーマツ
ITコンサル
ITを活用して企業の課題を解決する専門家
経営戦略に沿ってIT戦略を策定し、システム開発の提案やシステムの最適化を通じて、
企業の経営を助ける
ソフトウェア
ベンダーに頼らなくても案件を自前でできる
解決策としてシステムの仕様を取りまとめ、開発するベンダーを選定し、システムの開発中もプロジェクトの推進を側面から支援する。システム開発が完了し、稼働を始めた段階で支援は終了。
ITコンサルタントとシステムエンジニア(SE)の違い
ITコンサルタントの役割は、クライアントの経営課題を解決することです。そのため、クライアントから話を聞いて経営課題をあぶり出し、どのようなシステムを導入すればその課題を解決できるかを提案するのが、ITコンサルタントのメインな仕事となります。提案がクライアントに承認されれば、SEに「こんなシステムがほしい」と要望を伝え、システムエンジニア(SE)がその要望に沿ったシステムの開発に取り掛かります。つまり、ITコンサルタントのほうが、システムエンジニア(SE)よりさらに上流の工程を担当する職種であるといえます
ITコンサルタントの役割
問題解決人 | クライアントの問題を把握して、IT戦略の立案やシステム化の企画、システムの運用評価などを支援し、解決に導く |
ファシリテーター | クライアント内の様々な利害関係者を調整して問題を浮き彫りにし、クライアント自身での解決策実行を後押しする |
エキスパート | 特定の業務やITについて高い専門性をもち、それを軸にクライアントの事業戦略や業務プロセスの改革、プロジェクトの実行を支援する |
ITコンサルタントに必要なスキル
- クライアント企業の課題を正確につかむための理解力
- クライアント課題解決に役立つ、最適な企画を立てられる論理的思考力
シンクタンク系
リサーチ力
- マーサージャパン
- リンクアンドモチベーション
業界特化型・業務特化型
マーケティングに特化したコンサルティングファーム
組織人事
サプライチェーンに特化した
- マーサージャパン
- リンクアンドモチベーション
外資系と日系
昇進するか退職するか